コラムcolum

祝・コンペ&新規受託案件 卒業!

会社の本来の未来を見据えて・・・

会社設立してから今年(2017年)で12期目を迎え、Webサイトを一新し、気分も新たにある意味第二の創業と銘打って日々の仕事に望んでいるわけですが、
そこには、ひとつの決意がありました。それはこれまでビジネスの根幹として行っていた受託型のビジネス(制作、事業再生など)は卒業しようと。

マーケティングコンサルタントの神田昌典氏も著書「不変のマーケティング」で記していましたが、
受託(コントラクト)型のビジネスは利益率が高いビジネスと評価されているように、

確かに創業当初で、しかも何か特筆した強みがない場合には、こうしたビジネスもありなんでしょうね。
(ただ、実質的な利益率は高くはないと思うし、納期などと言ったいろいろなリスクが内在しているのは実感地としてありますがね・・・)
もちろん、こうした仕事が生業であり、そのために起業したという人もいると思うのでそれはそれでよいと思うのです。

ただ、何か新しい世界を作り上げようという想いがあって起業するからには、どこかでビジネスの転換点を作らなくてはいけないし、私自身もそういう想いをもって起業したはずなのです。
起業して2~3年は意を決して、新しいビジネスを立ち上げることに力を注ごうとしたものだ。でも、それに全力だったかと振り返ると違ったのかもしれない。実際に立ち上がっていないわけだし。。。
気付けば、そんなうまくいかなかった経験を言い訳にして、何の疑いもなく受託案件に時間を費やす毎日が続いていたわけです。
いわずもがな、受託案件となるとプロジェクトが終わると新たな案件を獲得しないといけないわけで、多くが複数社のコンペになるわけですな。
コンペに参加できるだけ恵まれているじゃん、とは思いながらもやっぱりどこかでむなしさを感じるわけです。そのモヤモヤしたものってなんなんだろう?

コンペや受託案件ってどうなの?

そもそもコンペや受託案件の魅力ってなんなんだろう?

●コンペ
公平性のもとで評価される

●受託案件
利益率が高い(と言われている)
手堅い

くらいかな。。。って全然魅力少ない。
発注者側からしたら、コンペは「いろいろな提案が見れる」「新しい企画に触れられる」「価格交渉力が高まる」といったことがあげられるけれど、これって完全に発注側に有利なことばかりだしな。

じゃあ、逆にデメリットって?

●コンペ
・受注の不確実性が高すぎる
複数社の中から1社しか選ばれないこともあり、ゼロサムなんですよね。
しかも、提案に向けての時間や費用は投入するにもかかわらず、だ。
時間ロスもあるし、チームメンバーへの迷惑もかけることになる。

・要件が追加されやすい
クライアントが複数社から提案を受けているため、いろいろな情報が収集されて、あそこの提案とここの提案をくっつけて両方やってほしいとかってことも多々あるわけです。それも発注金額は変わらずに、だ。

●受託案件
・クライアントの都合に左右される
特に時間的な要件は多くの場合がクライアントの要望に左右されてします。
要望であればそれはクライアントのためにとなるけれど、ご都合とまでいえるくらいのことがある。前述の追加要件もそうだし、特に納期に対して厳しい要求が入るのだ。

・下請 = クライアントのビジネスのためのビジネス
全てのビジネスはもちろんクライアントのためになることがベースだけれど、受託案件という観点でいうと、完全なる下請ビジネス。それは自分たちのコア・コンピタンスの強化にはつながらない。(もちろん、その道を究めるのであれば別だけれど)

・マルチプルなビジネスになりづらい
なかなかシステム化することが難しく、どうしても俗人的なビジネスになってしまう。レバレッジを効かしてマルチプルな結果につながることがなかなか難しい。

新しいサービスの拡大に全力で挑む

実感していたものの、頭の中を整理するとやはり今の形式のビジネスモデルだと、設立当初の想いを実現するには決して到達することはできない。

こうやって考えをまとめてみようと思ったのも、つい先日コンペに参加する機会があったことがきっかけだ。
コンペには参加しないと心の中では思いながらも折角お声掛け頂いたのだから、、、という己の弱さゆえに、結局参加することに。
参加するからにはと、できうる限りの力を注いでみたものの、気持ちのどこかで心にひっかかる何かがあったのだと思う。
結果は・・・うまくはいかなかったわけです。

でも、きっとこの出来事は自分に対しての気づきを与えてくれたのだと思ったわけです。
自分の作りたいビジネスに集中する時期が来たのだと。
だから、この出来事をきっかけとしてコンペ&新規受託案件からは卒業し、それを公に宣言しようと決断したのです。

実は図らずも、今期の期初から新しいビジネスを立ち上げようといくつかのチャレンジをしてきていたのです。
ひとつが、昨今騒がれているVRに虜になった私が新しくVRの情報を取りまとめたポータルサイト「VR academy」。
ふたつめが、7月のβ版リリースを目指している新アプリ。
過去最大級の投資を行う予定でもあり、なかなかのスリルを感じつつも、自分の目指す方向に向き合っているなぁと充実感とやりがいを感じてきているところでした。

なので、これを機に改めてビジネスの軸をしっかり据えて、新しいサービスの拡大に全力で挑んでいきたいと思っています!

どうぞ、多くのみなさまのご協力、よろしくお願いいたします。